このページでは初めてビットコインの取引・売買をする人向けにビットコインの買い方と売り方を解説する。
ビットコインをはじめとする仮想通貨・暗号資産を買ったり、売ったりできるのはいくつかの専用取引所に限られる。
それらの取引所アカウントをまだ開設していない人は、まず無料のアカウント登録をして準備を済ませよう。
- コインチェック
(一番簡単にビットコインが買える+12種類の仮想通貨が買える初心者向け) - ビットバンク(チャート機能の評判がいい)
- ビットフライヤー(ビットコインFXをしたい人向け)
- GMOコイン(大手のIT企業GMOが運営)
実際に私が試した中でいちばん簡単なのはコインチェック。
ビットコインをはじめとする仮想通貨を「少額(1000円〜)からでいいからとにかく簡単に買ってみたい」、そんな人に向いている。
iPhoneやアンドロイドなど、スマホがあればメールアドレスだけで5分かからずに無料登録が完了する。
ビットコインについてあまりよく知らない人はまずこの記事に目を通すのがよいだろう。
ビットコインとは?大学生のはじめての投資におすすめ暗号通貨Bitcoinの始め方
このページの内容
ビットコイン取引所と販売所

公式サイト(https://coincheck.com/ja/)より
今回はビットコイン取引所大手コインチェックを例に、写真付きで、
- ビットコインの買い方
- ビットコインの売り方
- ビットコインの取引の仕方
について話していく。
※この記事の内容は2019年6月27日時点の情報に基づいて作成・更新されています。
ちなみに:コインチェックと流出事件のその後について
仮想通貨について調べたことのある人なら、2018年初頭に起こったコインチェックの仮想通貨流出事件を知っている人は多いだろう。
当時はコインチェックで取り扱っていたネム(NEM)と呼ばれる通貨がセキュリティ上の問題から盗まれてしまったわけだが、その後の顛末として意外と知られていないのが下記の3点。
- コインチェックに資産を預けていた人は資産が保証された。
- 大手企業のマネックスグループに買収されてセキュリティのリスクが改善された。
- 2019年に入ってからモナコインが新しく取引可能になり、取引可能な通貨数は日本最大。
「危ない取引所」とニュースで報道されていた裏で着々と開発が進んでいて、現在では日本国内でトップクラスに管理された+簡単にビットコインをはじめとする仮想通貨を売買できる取引所まで再び上り詰めたのがコインチェックなのだ。
上記のような理由で、仮想通貨の買いやすさにセキュリティの安全さが加わったコインチェックを例にあげようと思う。
コインチェックに無料登録するには、下の画像、もしくはこのコインチェック公式サイトへのリンクをクリック👇
販売所での購入は数秒でコインが買える
最初に覚えておいてもらいたいのが、ビットコインの取引所では以下の2つの方法でビットコインを入手・売却することが可能な点だ。
- ビットコイン販売所
- ビットコイン取引所
ビットコイン販売所はユーザーと会社間でのやり取り、ビットコイン取引所はユーザー同士でのやり取りである。

一般的なビットコイン販売所と取引所の違い
コインチェックの場合、ビットコイン販売所では手数料0円だが、ビットコイン取引所よりも買う時は少し高めに、売る時は少し安めに価格が設定されている。
最初は販売所で購入や売却を何度か行ってみて慣れてきたら、手数料は若干かかるが販売所よりも断然お得な取引所を利用することをおすすめしたい¹。
※¹:コインチェックでアカウントを開設すると、販売所と取引所のどちらも利用できる。
ビットコインの買い方
ここではコインチェックのアプリをダウンロードしていることを前提にビットコインの購入方法について解説していく。
まだアカウントを開設していない人は、コインチェック
公式サイトで無料登録を行おう。
登録してコインチェックのアプリをログインすると、
- BTC(Bitcoin)
- ETH(Ethereum)
などが書かれたアイコンが目に入る。この中からビットコインをクリックして画面右下の「購入」ボタンを押すとビットコインの購入画面に移動できる。
※この「購入」ボタンを押すだけで購入にはならないので安心してほしい。

購入ボタンをクリックすると購入ページに移動できる。
すでにお金を入金しているならそのまま買えるし、もし入金がまだ済んでいないなら、画面下の「入出金」ボタンを押せば、
- 銀行口座
- コンビニ入金
- クイック入金
のいずれかでお金を入金できる。コンビニ入金やクイック入金は特にスピーディーに入金できるのでおすすめだ。

お金を入金していればすぐにビットコインが買える
コインチェックのビットコイン販売所では、現在のビットコイン価格とほぼ同じ価格でビットコインを買えるので、自分で計算をしなくてもすぐに買えるのがメリット。
ビットコインの売り方
コインチェック内であなたが保有している仮想通貨はあなたの好きなタイミングで売却することができる。
販売所での売り方は買い方とほぼ同じで、
- 「売却」ボタンを押して
- 売却ページに移動する
この2ステップのみ。ただし、ビットコインを売るときは、実際の市場価格よりも若干安めでしか売れないので、もう少し高く売りたい場合には次の方法をおすすめする。
ビットコインの取引方法
ここまではユーザーが取引所からビットコインを購入・売却する、「ビットコイン販売所」を見てきたが、ここからはユーザー間でのビットコインの取引方法について解説していく。
うまく取引を行えば上で紹介したビットコイン販売所からコインを購入・売却するよりも利益を上げやすいのがビットコイン取引所の特徴だ。
ビットコイン取引所はパソコンから
一度コインチェックに登録しておけば、スマホからでもパソコンからでもビットコインはじめ仮想通貨の取引ができる。
上の画像はパソコンから取引所を見たときの写真。
この取引所でも販売所と同じようにビットコインを売ったり買ったりできるのだが、このページの最初に紹介したビットコイン販売所との違いは主に以下の2点である。
重要なのでぜひ覚えておいてほしい。
- 自分で販売・購入価格を決められる
- 購入・売却数量が0.01以下の単位でも可能
ビットコイン取引所では自分で価格を決められる
ビットコイン販売所では表示された金額でしかビットコインの購入・売却ができなかったが、ビットコイン取引所のページでは自分でビットコインの購入・売却価格を決められる。
ページ中央にある「最終取引価格」をみながら自分で価格を決定し、買い注文・売り注文をだすことになるのだが以下の2点に注意して取引をしてもらいたい。
- 「最終取引価格」より安すぎる額で買い注文をしない
現在取引されている値動きの額と比べてあまりに安い金額で買い注文をしてもその取引は成立しない。
例えば現在の取引価格が100万円前後で値動きしているところで30万円の買い注文を出したとしても、その買い注文は成立しない。
なぜならビットコインを売却したい他のユーザーのなかで現在の平均価格が100万円で売却できるにもかかわらずそれよりも低い30万円で売却する人はほぼいないからだ。
- 「最終取引価格」より高すぎる額で売り注文をしない
先の例と反対に、現在の平均売買価格が100万円のところであなたが150万円の買い注文を入れてしまった場合、あなたは通常よりも高値でビットコインを購入することになってしまう。
この場合、他のユーザーから見たらあなたのミス注文はチャンスなのですぐに注文が成立してあなたは損をしてしまう。
この2つの点は売却時にも言えることで、注意すべきなのは購入・売却のどちらも、現在の「最終取引価格」をしっかりと見ることである。
この2つのポイントを抑えておけばビットコイン販売所よりも安く購入・高く売却が可能になるので、ある程度ビットコインの知識を手にしたらビットコイン取引所での取引を増やしていきたい。
ビットコインの買い方・売り方・取引方法のまとめ
- モナコインも購入可能
- 日本で人気のリップルも取り扱い
以上がコインチェックでのビットコイン販売所とビットコイン取引所の使い方である。
ビットコインを始めたばかりの時は、スマートフォンのアプリからビットコイン販売所でビットコインを実際に何回か売買してみることをおすすめする。
そして、ある程度売買に慣れてきたらパソコンからコインチェックのページにアクセスしてビットコイン取引所でのユーザー同士の取引をおすすめする。
また、ビットコインは短期間での売買の繰り返しでお金を増やすことも可能だが、長期間保有することで将来的な値上がりも期待できるのでそちらもおすすめしたい。
ビットコインについての詳しい解説は次のページで解説している。
ビットコインとは?はじめての投資におすすめ暗号通貨Bitcoinの始め方
さらにビットコインに興味のある人は次の記事も読んでもらいたい。